絶望の三十代人間

絶望中の人がなんとか生きている記録

仕事でフォーカスすること

入社してはじめにお世話になった会社の人は

とても周りから好かれていて

よく働き、ことあるごとに感謝や謝罪を示す人だった

近くにいる人のスタイルは取り入れるもので

私はことあるごとに謝罪を良くしていたし

相手に対して申し訳ない気持ちになっていた

自分なんてだめだ的な反省が当たり前になっていた

それに加えて

ミスを繰り返してもそれを指摘されても

言い訳が先に立って

全く反省しない後輩にもいつも腹を立てていた




それから暫くして部署異動した

いつからかははっきり覚えていないが

謝罪は必要に応じてすれど

申し訳ないという気持ちより

起きた事象やどうすれば良かったかに

フォーカスをあてられるようなった

他の人が何か失敗した場合も

淡々と事実を確認するようになった

上司の指導方法や周りの人が変わり

環境が変わったことは大いに影響していると思う

部下や後輩を指導するスキルとして

コーチングなるものがあり

沢山本も売られていて立ち読みしたときに

Why?(どうして?)というワードより

How?(どのようにしたら良かったか?)事象にフォーカスして

振り返りをさせ、自分で考えさせる

といった下りがあり、納得した記憶がある

(内容はうろ覚えだから正しいか怪しい!)

上司と会話している内容と一緒だと感じた

フォーカスする対象がものだし

着地点があるから、落ち着いて話ができる

その前にいた部署が、和気あいあいとしつつも

精神論好きが多い、他の部署よりも親分子分関係がうっすらある部署だったので

そのときはその部署がよいと思っていたけど

いまは本当に部署異動して良かったと思っている




人に気付きを促す

本人自らに気がつかせることで

納得して行動してもらうことがポイントだと思う

やはり、多少気楽に話せる関係だったり

見える、見えない上下関係がそこにあったとして

程度はあれど、その人の仕事に一方的にもの申すのは

危険だと思っている

前から薄い知り合いだったものの

近いところで仕事することになった人がいた

「私さんは○○の管理ができてないんでしょ?」

とあるとき言われた

私が思ったことは

こっちの状況も経緯もよく知らねーくせに何いってんの?具体的にいってみろや?

っていうか、あんたこそ仕事できんの?

もちろん実際はそんなことはいってない

上司がいってたことを私に直接的に伝えてしまったパターンだと思われる

これを振り返って思うのは

・こっちの状況も経緯もよく知らねーくせに何いってんの?具体的にいってみろや?

 →こちらの状況をもっと自分の目で観察して、必要であれば、その上で自分の意見としていってほしい

・っていうか、あんたこそ仕事できんの?

 →アドバイザーとして入るならば、単に年上だからではなく、仕事ができるところを見せてほしい
  仕事ぶりで私を納得させてほしい


表面上は反発せずとも

その人への信用によって

話の受け取ってもらいやすさは大分違うだろう

こういった関係ができてたとしても

直線的な指摘はよほどの信用、信頼がないと難しいんじゃないだろうか

私もくだんの後輩の言い訳をもっと聞いて

本人に色々質問を投げかけてみるべきだった

と今になって思う




上下関係的な姿勢で臨むより

事象にフォーカスして

問題なり課題なりに一緒に取り組む仲間のポジションで

相手に気付きを与えていく方が(偉そうな書き方だけど)

相手にも自分にもいいと思うこの頃

もちろん自分一人で考えるときにも

この考え方は有効だ



仕事のことを色々考えてたら

整理したくなったのでblogに書いてみた

おやすみなさい~